【テレワーク】リモートデスクトップの設定をして欲しい
背景・きっかけ
オフィスの50%をテレワークに移行することになりました。
お客様の業務上、会社のパソコンは高スペックのものを用意されていますが、社員の自宅に置くテレワーク用のノートパソコンは、できるだけコストを抑えたいとご相談があり、「リモートデスクトップ方式」での接続をお勧めし、テレワーク先のパソコンの選定をいたしました。
また、できるだけ高いセキュリティ性を維持してリモートワークができるように設定して欲しいとのご要望がありました。
ご提案・作業内容
リモートデスクトップ方式とは、自宅のパソコンやスマートフォンからインターネット回線を使って会社にアクセスし、自席のパソコンを遠隔操作する方式です。
自宅のパソコン画面には会社のパソコン画面が「画像」として表示されます。
使い慣れた会社のパソコンを、自宅のパソコンのキーボードやマウスを使って遠隔操作するため、会社に居る時と同じPC環境で仕事ができます。
データは全て会社のパソコンに保存され、自宅のパソコンには残らないため、セキュリティ上も安心です。
リモートデスクトップ方式は、スマートフォンやタブレットなども使用可能です。
リモートデスクトップでは、手元のパソコンのスペックが低くても、行う処理はキーボートとマウスだけなので遠隔操作するパソコンのスペックをそのまま利用することが可能です。
まずは、お客様と相談し、損金処理可能な10万円未満のノートパソコンを選定して、必要台数を納入しました。
また、手元(自宅)のパソコンの起動や読み込み・書き込み速度を上げるために、メモリよりもSSD(Solid State Drive)の増設を優先しました。
また、自宅に置くパソコンの保守契約(10台まで月額9,900円)に入っていただきましたので、テレワークのパソコントラブルについても遠隔サポートなどが行えるようになりました。
担当者の一言
自宅から会社のパソコンをリモートデスクトップで操作するには、会社のパソコンの電源をオンにし続けておく必要があるため、電気代がかかるというデメリットがでてきます。
遠隔から電源の操作ができるWake up On LAN機能を利用する方法などもご提案させていただきましたが、まずは出勤者がテレワーク対象者のパソコンの電源を入れるというルールを暫定的に決めて、運用を開始されました。
テレワークは実際に運用してみて、業務とマッチしないなどの不都合が出てくるしれません。そのような場合も臨機応変に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。