【テレワーク】私物のPCを利用したい(BYOD PCの業務利用)
背景・きっかけ
コロナ禍の中、テレワークが余儀なくなりましたが、全ての社員にテレワーク用のノートパソコンを支給することが困難だったため、一部の社員は私物のパソコンを使用してもらうことになり、その上でリモートワークの設定をすることになりました。
ご提案・作業内容
ひとことで「テレワーク」といっても、いろいろな設定方法があります。
この度のリモートワークの設定では、私物のPCも使用することから、お客様と相談し、会社のPCのデスクトップ環境を、自宅用に用意されたノートPCや私物のPCで遠隔操作をする 「リモートデスクトップ方式」で設定することになりました。
リモートデスクトップ方式とは、全ての作業は会社のPCで行っている状態と同じで、手元のPCにはデータは残らず、データを保存する場合も会社のPCに保存されるため、情報漏洩を起こしにくいメリットがあります。
尚、私物のPCに関しては、セキュリティ面を考慮して、事前に自宅の個人PCの保守契約( 10台まで月額9,900円)に入って頂きましたので、遠隔でセキュリティソフトのインストール状況等を確認し、ご報告させて頂きました。
担当者の一言
「BYOD」とは「Bring Your Own Device」として、個人使用のPCやスマートフォンを業務で使用することで、導入企業も増えつつあります。
会社は機器購入コストを減らせますが、反面セキュリティリスクは大きくなります。
今回は、この点についてご相談いただき、個人PCのウイルスソフトの有無や性能などを事前にしっかりと確認もさせていただきました。