【セキュリティ】持ち出しPCのセキュリティ強化
お客様の状況
これからテレワークを導入していこうと思っています。これまでは営業担当が社外に出ていましたが、PCは持たず、スマートフォンで連絡のやり取りをしているだけでした。ただ、これから社内で使用していたPCを社外に持ち出すことに不安があります。もし、社員がどこかに置き忘れたら・・、もし盗まれて大切な情報が流出するようなことになったら・・。時代の流れでもあるのでテレワークを進めたいのですが、セキュリティ面が特に心配です。
ご提案・作業内容
・データのバックアップを行った上でのHDDの暗号化やリモートワイプ設定
担当者の一言
持ち出しのパソコントラブルは危険が高いと言えます。盗難や置き引きなどは情報漏洩の大きな原因の1つになっています。
今回のご相談のようなケースは大変多く、テレワークを初めて導入いただく場合には弊社からのお客様のご希望や状況にあったご案内やご相談をさせていただき、安心してテレワークに取り組んでいただけるよう心掛けております。
さて、今回の実際の内容ですが、社内でお使いになっていたPCを持つ出す場合はやはりどのようなことをしていてもリスクは付きまといます。よって、クライアントPCといって、データはもちろん、アプリケーションもすべてサーバーに保管し、操作に必要な最低限の画面表示だけを行うPCをご用意し、持ち出し用にご利用いただく方法がより安全性が高いのですが、サーバーの設定など新たに行う必要があり、お客様へのご負担が少し増えます。
今回は社員の皆さまに貸与するPCも複数台ご用意する必要があり、ご予算の都合で、まず、データのバックアップを十分行うシステムを導入した上で、ハードディスクの暗号化やリモートワイプの設定などをさせていただくことにいたしました。
ハードディスクの暗号化とはフォルダ単位やファイル単位、またドライブ単位ではないため、暗号化されないファイルができてしまうことがなく、また、使用するユーザーは暗号化していることを全く意識することなく、ご使用いただけます。万が一盗難や置き引きにあっても暗号化が解除できなければ情報は漏洩いたしません。
さらに、リモートワイプを設定しておくことで、万が一の時には遠隔で初期化することができ、PC内の情報を消してしまうことで情報漏洩のリスクを低減できます。
お客様のご要望や、状況は会社様ごとに異なっており、私たちは精一杯そのご要望にお応えできるよう最善をつくしております。
もしセキュリティについてお困りのことがございましたらご連絡ください。