サイバー攻撃によって総合病院の機能を停止させ、完全復旧に3カ月近くかかるとされるランサムウェアについてご存じでしょうか?
総合病院であれば基本的なセキュリティー対策はおこなっていたと考えられますが、それでも外部から侵入され1,300台以上の端末、システムが使用不能となりました。
ランサムウェアは「身代金を意味するRansom」と「Software」を組み合わせた造語です。
その名前が示す様にデータを破壊するのではなく、暗号化してしまいその解除と引き換えに身代金を要求するマルウェア(悪意あるソフトフェア)です。
高額な身代金を請求されるだけでなく、支払っても暗号化を解除できる保証はありません。
その影響はパソコンやネットワークを利用する事が当たり前になった業務においてあらゆる法人のリスクになっています。